電子国土ポータルの航空写真で街の変遷を確認する(小田急多摩線 五月台篇)
国土地理院が電子国土ポータルというサイトをやっていまして、ここで年代ごとに撮影された航空写真を見ることができます。これが実に面白い。
最新の航空写真(2007年~2010年撮影)だけでなく、1988~90年、1984~86年、1979~83年、1974~78年、と過去に撮影されたものも参照することができます。
なので、40年近く前から、街がどのように変わってきたかを確認することができるんですねえ。
変化があって面白いのは、1970年代当時から都会だったようなところ(新宿とか渋谷とか)より、ここ3,40年で開発された地域の方ですね。多摩とかちょっと郊外のあたりですかね。
航空写真の見方は簡単で、まず下記にアクセス。
地図が表示されるんで、見たい地域にズームアップ。
もし、見たい地域に紫色の網掛けがかかっていない場合は、残念、今回はご縁がなかったということで・・・
関東近辺や主要都市なら、たいてい航空画像があると思います。
ずーっとズームアップしていくと、途中で地図から航空写真に変わります。
縮尺 1/18000 地図表示
縮尺 1/9000 航空写真表示
航空写真は、1/2500まで拡大可能です。
デフォルトは最新の航空写真になっていますが、古いものを見たい場合は、右側のメニューのラジオボタンで切り替えてください↓
では、小田急多摩線 五月台駅付近の変遷をどうぞ。
グーグルマップだと↓このあたりになります。
大きな地図で見る
2008年撮影
↑ほぼ今(2011年)と同じですね。
左上が五月台駅。左下が片平小学校。野球場があるのが片平公園です。
1つずつ、過去にさかのぼっていってみましょう。
1988~90年撮影
↑家が一気に減りました
1984~86年撮影
↑1つ前のと、それほど変わらないですね。片平小学校と片平公園はこの頃からすでにあります。
1979~83年撮影
↑なんと、ほとんどなくなってしまいました。住宅地を造成している途中という感じですね。
1974~78年撮影
↑山だった・・・
住宅地になったあとの航空写真だとあまり分かりませんが、この辺は起伏がそれなりにあるので、まさにちょっとした山の中みたいなところだったんですねえ。
でも、駅はすでにあるからすごい。
最初は五月台駅の利用者って少なかったんでしょうねえ。
五月台駅(さつきだいえき)は、神奈川県川崎市麻生区五力田三丁目にある小田急電鉄多摩線の駅である。駅は丘の頂上にある。
開業年月日 1974年(昭和49年)6月1日
ということで、上記の航空写真の撮影時期1974~78年と照らし合わせると、ちょうど開業直後の数年の間に撮られた画像ということになりますね。
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