THE MANZAIのカメラ切り替えが不快すぎる
2011年12月24日放送の新・週刊フジテレビ批評で、「THE MANZAI」(2011年12月17日放送)について、視聴者からこんな意見が。
・視聴者も漫才を観るためにテレビをつけている
・漫才の途中にお客さんを映すのは控えてほしい
・芸人さんに対して失礼にあたると思う
そういえば、ネタ中にちょいちょいカメラ切り替えがあったのは、私も気になっていたんですよね。
お客さんのショットもあったけど、むしろ、観覧ゲスト(?)って言うんでしょうか、全く関係ない有名人が客席で見てるという、あれが多かったように思います。
あれ何なんでしょうね。人志松本のすべらない話とか見てても、ああいうのいらないよなあって思います。「巨泉のこんなモノいらない」で取り上げてほしいくらい。
で、以下にカメラ割りがいかにひどかったかのエビデンスを示すべく、カメラ切り替えのたびにキャプチャしたものを並べてみました。
左上から横方向、Zの順に見てくださいね。つまり、
登場 → 上半身ショット → ゲスト? → 上半身ショット
→ ゲスト? → 全身ショット → 上半身ショット → ・・・
という順番になっています。
THE MANZAI ナイツのネタでのカット割り
上記は、ナイツの1回目のネタの部分だけです。一つのネタの間に、こんなにも関係ないショットを混ぜていたという。数えてみたら、14回もありました。
よく知りませんが、ああいうカメラ切り替えって、ディレクターとかっていう人がやるんでしょうか?
だまって映していればいいものを、カチャカチャ切り替えて、ど素人がビデオカメラ買って、はしゃいじゃって、ズーム多用して、ひどい映像になっちゃってる、みたいな状況に似てますね。
録画した番組を見直して勉強した方がいいですね。もし、あれでいいと思えるなら、たぶん適性がありません。
すごく邪魔なんですよ、有名人の笑いのリアクションが映ったりすると。ビートたけしは笑っているのかなとか、意外とウケてないなとか、気が散っちゃう。ナイナイは爆笑しているように見えるけど、目は笑ってないな、とか。
自身が出演しているんですから、番組中にネタ見て、心から笑えるわけないじゃないですか。テレビにどう映るかってのを意識しながら、進行とか、ネタ後のコメントとか、いろんなこと考えながら、加減しながらのリアクションです。そんなの見せられたって、笑いの妨げにしかならん。
芸人もネタもいまいちで、客のリアクションでも見せなきゃ、間が持たないっていうくらいのしょぼい芸なら、そういう演出もあり得ると思いますよ。でも、そうじゃないでしょ?
「THE MANZAI」は。
ネタの最初から最後まで、1台のカメラで映しっぱなしでも、問題ない。というか、むしろそちらの方が、純粋に漫才を楽しめるはず。
来年は改善してね。
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