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2012年4月28日 (土)

東芝の音声合成サービスが秀逸!      だったんだけど・・・

音声合成(テキストを打ちこむと音声データに変換されるようなもの)の技術を持っている企業はいくつかあるんですけど、東芝がやっていたサービス(Studio ToSpeak)が群を抜いていました。

音声品質で言えば、HOYAのVoiceTextなんかもかなりの出来なのですが、いかんせんHOYAの方は、

出力された合成音声の2次利用を禁止します。

あくまで合成デモは評価のためのものであり、非商用であろうが、個人利用であろうが、「使う」ことまかりならぬ、というスタンスです。

その点、東芝は太っ腹だった↓

Q.利用規約第5条で定められている「個人や家庭内で楽しむ目的」に関して、作成した合成音声データを動画投稿・共有サイトや個人のブログ・Webページへ掲載する行為は認められますか?

A.作成した合成音声データを動画投稿・共有サイトや個人のブログ・Webページへ掲載する行為は、利用規約第6条の禁止行為に該当しない限りにおいて、認められます。

「利用規約第6条」というのは、公序良俗に反しているとか、法に触れているとか、そういうのを禁止しているので、そうでない限り、商用以外なら使っていいというもの。

つまり、自分で編集した動画のナレーションとして使って、YouTubeとかにアップしても無問題ですよ、と。

ここですよ。ここが東芝のすばらしかったところ。

さっきから、東芝のサービスについて過去形なのは、

音声合成体験サイト「Studio ToSpeak」は、2012年3月30日(金)をもちまして音声合成機能の提供を一時休止いたします。

な状態だから。「一時」ってところに僕は期待しているよ。

音声の品質の微妙なところでは各社甲乙あるんでしょうが、個人ユーザとしては、自分の用途として使えれば十分で、そしてやっぱり、お金を払うというハードルは高すぎるんですよね。

HOYAさんの方は、「しゃべってコンシェル」への採用っていう箔が付きましたからね。東芝さんとしては、オープンな利用規約ってところで反撃をかけるのがいいと思うんですけど、どうでしょう?

二次利用可能な形で基本的な機能は無料で提供して、市場への浸透を図ります。

で、どこで儲けるかと言うと、

・音声キャラのバラエティ
・イントネーション調整の機能
・高度な合成(複数キャラの掛け合いとか)のGUI

とかあたりを有料にして、そこでお金を取る。

ちょうど、コンパイラと開発環境みたいな関係でしょうか。プログラミング言語のコンパイラって、たいてい無償で提供されていますが、でも、企業で開発をする時には、お金払って開発環境買うことになりますよね。

音声合成単体機能は無償で提供、そして、高機能で効率よく音声合成できる環境を有償で売るっていう、そういうやり方もあると思うんですが、どうでしょう、東芝さん。

そうでもしないと、音声合成って言えばHOYAだよね、ってことになりかねないんじゃないかと。

急げ! ドコモユーザがしゃべってコンシェルの声にすっかり慣れてしまう、その前に。

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