復活したエンタの神様は面白かった、けど
エンタの神様の番宣やってたから、また始まるのかと思ったら、単発でした。番組名は、「エンタの神様 今夜限りの最強爆笑ネタSP」
そして、スペシャルとはいっても1時間のみ。でも、この点は評価したい。1時間ぶんの内容を2時間に引き延ばしたような番組、誰が見たい?
昨日の復活エンタは余分なものが少なくて濃かった。M-1やらR-1の、なんと冗長なことか。
冒頭の入場やら、関係のないゲストやら、審査やら、芸人紹介がなく、次々とネタをやってくれる心地よさ。
視聴率がどうだったかは知りませんが、最近のお笑い番組の中ではかなりの高得点。
エンタが陥っていた悪い点が、なくなっていたのが良かったのかなあと。
かつてのレギュラーのエンタでは、経験の浅い新人を毎週出していることがありました。プロデューサの味付けをしたり、1回のネタを数週に渡って細切れにしたり、で、必然的にマンネリになる。
今回は一回きりだから、今一番面白いと思えるものを1回出して終わりだし、メンバーはすでにある程度地位を固めた芸人ばかりだから、プロデューサ氏のしょーもない味付けを強要されずに済む。
晩年のエンタを見て思った。あなたは視聴率が好きなんだろう? お笑いを愛しているか? 演者のことをどの程度考えているの?
でも、今回は各芸人ベストのネタを出すというシンプルな構成。売れた人には売れるだけの理由があることを確認。
スリムクラブはフランチェンをやってたけど、レギュラーの時とは全然違って、面白かったでしょ?レギュラーの時に「同居の占い師」のネタをできただろうか。
スリムクラブ 漫才フランチェン
そういえば、レギュラーのエンタでは、内間は声だけの出演だった。しかも、ほぼ台本のまま。
内間の役割を軽視した結果、あまり面白くないスリムクラブを毎週垂れ流した。
かつて、スリムクラブを多くの人の目に触れさせたのはエンタだったけど、いまいちじゃね?って思わせたのもエンタ。功罪。
昨日はちゃんと今の芸風を反映した仕上がりになっていた。売れているから好きにできたのか、プロデューサ氏の方針が変わったのか。でも、良かったのには違いない。
全体的には良かったんだけど、最後に悪い癖が出た。ラストに波多陽区を出してきた。
波多陽区を出すこと自体が悪いってんじゃないけど、出すべき何かを提示できない状態で出したって意味ないじゃん。こんな芸人出てたよねっていうノスタルジーのためだけに?
もし、熟考の末の波多陽区ラストだったのなら、ちゃんと一通りのネタをやらせてあげるべきだった。
・久しぶりに着物を出したらカビが生えていた
・クリーニング代を払うのもギリ斬り
・ラーメン屋に行ったら自分のサインが外されていた
たった、これだけをやらせるために、波多陽区を引っ張り出してきたのなら、プロデューサは演者さんに対する敬意が足りないと思う。
ふと、昔エンタについて書いたエントリ↓を見直してみて、
芸人をダメにする「エンタの神様」
我ながらめんどくさい視聴者だなと思った。
そして、その日の深夜のNHK「オンバト+」を見たら、マシンガンズがオンエアされていて、レギュラーの頃のエンタにも出ていたなあと思いだした↓
ヤフー知恵袋とは
売れた人、売れてない人、そしてこれから売れる人。
オンバトはちゃんとすべれる場所。
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(○`・ェ・)ノ【こ】【ん】【に】【ち】【ゎ】
投稿: | 2012年4月 8日 (日) 09時59分
はい、こんにちは・・・。
投稿: 管理人 | 2012年4月 8日 (日) 20時02分