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2012年4月 3日 (火)

ドラマ「水戸黄門」の物語構造

ついにTBSのドラマ「水戸黄門」が終わってしまいましたね。子供の頃からやってたからなあ。(注:30代後半です)

っていうか、子供の頃にすでに、一世代前(東野英治郎の黄門様)の再放送やってたもんなあ。

で、2012年1月29日放送のTBSレビューで、その特集をやっていました。

木村郁美アナ: 「では、ゲストをご紹介します。ドラマ論がご専門、法政大学社会学部教授 藤田真文さん」

ドラマ論??? そんなものあるのか?

ウィキペディアを見てみると、

藤田真文 - Wikipedia

藤田 真文(ふじた まふみ、1959年 - )は、法政大学社会学部教授。専門はマス・コミュニケーション論、メディア論。

そうだよね。ドラマだけじゃなかった。

でも、水戸黄門についてはかなり研究しているご様子。

なんでも、水戸黄門は下記のような基本構造になっているとのこと。

水戸黄門の物語構造
水戸黄門の物語構造
  (1) 主人公の到着
  (2) 犠牲者との遭遇
  (3) 悪だくみ
  (4) 悪役の罠
  (5) 悪事の暴露
  (6) 戦闘
  (7) 秩序の回復
  (8) 主人公の出発

たしかに、たしかに。心当たりがある。予定調和の王道。

でも、シリーズ開始の当初から、このパターンが確定していたわけではないとのこと。で、そのデータを分かりやすく表した表がこれ↓

水戸黄門の物語構造の変遷
「水戸黄門」第1部・第11部の物語構造 (by藤田真文先生)

上が第1部、下が第11部になっていて、第1部のときは先述の構造の8つの要素が必ずしも含まれておらず、変則的。印籠も毎回出しているわけではなかったとのこと。

それが、第11部になると、パターンが確定して、ほとんどの回で、すべての要素が順序よく展開していくようになったそうです。

あえてパターン化していったんでしょうけど、若い人にはウケないかもしれませんねえ。

やっぱり、ちょっと変化は欲しいかも。

というわけで、「こんな黄門様はいやだ」のコーナー。

  ・ひきこもっている

  ・印籠の効きがいまいち

  ・トレンディだ

  ・黄門様が悪事を働く

  ・黄門様がうっかりする

  ・黄門様が入浴する

TBSさん、もし再開する場合は、上記を参考にどうぞ。■

[2012年4月3日追記]
ちなみに、今民放でやっている時代劇って1つしかないんですよ。しかも深夜。知ってました? ↓
テレビ東京「おりん」は民放で唯一の時代劇

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