睡眠時無呼吸症候群の検査(スマートウォッチPMP-300)で取得できるデータ
なんやかんやあって、スマートウォッチ(Smart Watch PMP-300)という機器を使って、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査を受けました。
どんな装置かとか、費用とかについては、↓前回のこちらのエントリを参照のこと。
睡眠時無呼吸症候群の検査を受けてみた。その費用は?
そして今回は、この検査でどんなデータが取れるか、というところをご紹介。
睡眠中に取ったデータは機器の中に記録されていて、それをUSB経由でパソコンに取り込めるようになっています。メーカーは解析ソフトを提供しているらしく、「SmartWatch 解析報告書<被験者まとめレポート>」という形で出力できます。
紙でプリントアウトしたものを渡してもらえるので、あとでゆっくり見ることできるのはとてもうれしい。
以前、ホルター心電図の検査を受けたとき↓は、
ホルター心電図検査を受ける
大量のデータが紙にプリントアウトされていたみたいですが、先生がパラパラっと見て、「問題ないですねー」って。それだけ。先生が大丈夫って言っているんだから、大丈夫なんでしょうけど、、やっぱりちょっと見てみたいじゃないですか。解析ツールやレポーティングツールがなくて、素人が見ても分からない、ということなのかもしれませんが・・・
というわけで、手元にレポートが残る形だったので、今回は非常に顧客満足度(患者満足度?)は高いです。
取れるデータは下記
SpO2 : 血中酸素飽和度
PR : 心拍数
Flow : 呼吸
Snore : いびき
Position: 睡眠姿勢
これが、時々刻々と記録されている感じです。
無呼吸や低呼吸になる
→酸素飽和度が低下
→脳の酸素不足を避けるため、心拍数増加
みたいな、一連の流れがあるみたいです。
また、データを解析することによって、
・1時間あたりどのくらい無呼吸になるのか
・最大何秒続くのか
・酸素飽和度が3%低下するのが何回起きるか
・仰向け時と横向き時の無呼吸の頻度
などの、数値も示されています。
例えばこんな感じ↓
これ、何が恐いって、最大146秒も息が止まっていました。ちょっとした息止めガマン大会だったら、上位に食い込めそうな記録です。
酸素飽和度(SpO2)については、↓こんなデータでした。
平均は96.3%で、これが3%低下するのが1時間に20.6回あった、と。
で、この3%低下というのもけっこうな数字で、検査結果を聞く時に、試しに、3%下がるまで息を止める、というのをやってみたのですが、3,40秒息を止めて、いよいよ苦しくなってきたぞって頃に出る数字ですね。
だから、最低値の80%というのは、140秒息をとめた直後に叩きだした数値でしょう。大丈夫か?私は。
で、結論としては、飲酒時に頻発している(今回は、飲酒あり/なしの二日間のデータをとりました)が、飲んでないときはそれほどではなく、当面は治療(マウスピースとか)はせずに様子をみることになりました。
あと、仰向けでないときには、ほとんど出ていないようだったので、なるべく横向きでねましょう、ということでした。
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