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2012年7月22日 (日)

AviUtlでフレームが、がたつく、戻る、繰り返すときは、DVDのマルチアングルを疑ってみる

「ニッチな悩みを解決したい」のコーナーです。

例えば、おなじみのこんな手順
  (1) DVD Decrypterでリッピング (注1)
  (2) DVD2AVIでプロジェクトファイルと音声ファイルを作る
  (3) AviUtlで読みこんで、エンコード

        注1: もちろん、プロテクトなどというものはかかっていない

すると、映像がガタつくというか、ちょっと進んでは戻って同じ場面が出たりして、繰り返す感じでしょうか。エンコードしたものもおかしいし、AviUtlで編集している段階でも、フレームごとに進めていくと、場面が重複していることが分かります。

ぼくは最初、AviUtlの問題だと勘違いしてて、デインターレースの設定をいじったり、とんちんかんなことをしていたんですが、問題はかなり初期の段階 (1)リッピング時の設定のところにありました。

【原因】
DVDがマルチアングル機能を使っていた。
そのままリッピングすると、前述のようになってしまう。

【対処1】(手元にDVDがある場合)
DVD Decrypterの設定を、マルチアングルの場合は1アングルだけ残すように変更する。
  メニューのTools → Settings

で、表示されたダイアログで
  File Modeタブ → Multi Angle Processingをチェック

DVD Decrypterでマルチアングルを解除する

「Retain Angle チョメチョメ in VOBs」の、チョメチョメはたぶん1にしておけばOK。残したいアングルを指定してね。

リッピングしたあとの処理はいつものように。

【対処2】(手元にDVDがない場合)
手元にDVDがなくて、すでにマルチアングルでリッピングしたファイルしかないという場合。
(例えば、友人の結婚式のDVDをリッピングしてファイルだけが残っているんだけど、DVDは返しちゃったみたいな場合ですね。あいつ凝り性だからマルチアングルなんかにしやがって、的な)

DVD Shrinkでいけます。

ファイルを開いて、
  「再編集」モード → DVDブラウザタブ

DVD Shrinkでマルチアングルを削除する

で、メインムービーの「タイトル1」(=アングル1)のみをDVD構造へドラッグします。すると、アングル1のみが書き出し対象となります。書き出したら、いつもの(2)DVD2AVIの手順に進みましょう。

というわけで、「原因はかなり前の工程にあった」の実例でした。さようなら。

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