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2012年8月16日 (木)

韓国語版もあります パンフレット「竹島問題を理解するための10のポイント」

先日、韓国の外交通商部(日本の外務省に相当)が公開している日本人向けの資料の話(独島は大韓民国固有の領土です)を書いたので、今回は日本の外務省が公開している、パンフレット「竹島問題を理解するための10のポイント」をご紹介。

PDFファイルのパンフレットが置いてあるのは下記のページ↓

外務省: 竹島問題

各国語版が用意されています。身近に外国人がいて、竹島のことが知りたがってたり、竹島のことで議論をふっかけてきたりしたら、適宜活用しましょう。

パンフレット「竹島問題を理解するための10のポイント」(PDFファイル)
  日本語版
  英語版
  韓国語版
  アラビア語版
  中国語版
  フランス語版
  ドイツ語版
  ポルトガル語版
  ロシア語版
  スペイン語版

10のポイントをざっと書き出してみると、(主語が省略されている時は日本、目的語が省略されている時は竹島、です)

1. 日本は古くから竹島の存在を認識
2. 漁採地として利用し17世紀半ばには領有権を確立
3. 17世紀末、鬱陵島への渡航を禁止、竹島は禁止せず
4. 1905年、島根県に編入して、領有する意思を再確認
5. サンフランシスコ平和条約起草で、韓国は、日本が
    放棄すべき領土に竹島を含めるよう要請、米国が拒否
6. 1952年、在日米軍の爆撃訓練区域として指定
7. 韓国が古くから竹島を認識していたという根拠がない
8. 韓国が根拠としている安龍福の供述には、多くの疑問点
9. 韓国は竹島を不法占拠しており、日本としては厳重に抗議
10. 日本は国際司法裁判所への付託を提案、韓国が拒否

で、思うんですけどね、日本人が上記を読めば「ああ、竹島は日本の領土だ」って考えるわけです。でも、韓国人が資料『独島は大韓民国固有の領土です』を読めば、「ああ、独島は韓国の領土だ」って考えるわけです。

双方それなりに根拠があるわけですから、第三者に判断してもらうしかないでしょう?

国際司法裁判所への付託を拒否しているという点だけで、韓国側の説得力が一気になくなってしまう。

「独島問題を国際司法裁判所に付託しようとする日本の主張は、独島に対する大韓民国の確固たる領土主権に照らして、妥当性を欠いています。」
(『独島は大韓民国固有の領土です』より)

というのなら、第三者がいる公の場で、日本の主張がいかに馬鹿げているか、白日のもとにさらせばいいんじゃないかと思うんですよね。小冊子なんかで、ちまちま説明していないで。

それとも、第三者にきちんと説明できないほど、薄弱な根拠なのでしょうか。

日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905)
日本の国境問題 尖閣・竹島・北方領土 (ちくま新書 905)

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