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2012年9月13日 (木)

リビア米領事館襲撃の原因 イスラム教批判の米映画タイトルは「イノセンス・オブ・ムスリム」

すでにかなりニュースなっているので、みなさんご存知のこの件↓

「預言者侮辱」映画に抗議 カイロでも米大使館襲撃:イザ!

気になるのは、どのニュースを見ても映画についての情報がほとんどないこと。

映画のタイトルとか監督とか。そんな映画話題になっていたかなあ?って感じで。

上記の記事だと、

「米国で制作された映画がイスラム教の預言者ムハンマドを侮辱しているとして、」

くらいの言及。

他のニュースを見てみても、

イスラム教預言者映像問題で宗教侮辱も非難 米国務長官:イザ!

イスラム教の預言者ムハンマドを描き、襲撃の引き金となった映像作品

ぐらいの感じ。

↓こちらは内容について少し情報がある。

アラブ諸国で反イスラム映画への抗議拡大 強まる米国非難:イザ!

映画は、イスラム教の預言者ムハンマドを好色で暴力的な人物として描いているなどとしてイスラム圏各地で反発を呼んでおり、

でも、やっぱり映画のタイトルとか全然書いてない。騒ぎが大きくなるのを避けるため?

で、いろいろ検索していてやっと見つけました。ウィキペディアの項目にもなっていた。

イノセンス・オブ・ムスリム - Wikipedia

自主映画の制作はイスラエルのユダヤ人を名乗る56歳の不動産開発業者サム・バシルによって制作・監督された。

自主映画なんですね。知らないはずだ。しかも、

バシルによると、彼はイスラム教の"偽善"と呼ぶべきものに注意を促すために映画を製作し、映画はほとんどが空席のハリウッドの映画館で一度だけ完全上映された

これじゃ、まともに見たのは数十人って程度でしょうね。

これを理由に、アメリカ領事館を攻撃するってのは、理屈にあっているんでしょうかねえ。金持ちの一ユダヤ人がやったこと、という風に解釈するのが妥当なんじゃないかなあって気がするんですが。

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)
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