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2012年10月18日 (木)

印鑑登録で1時間以上待たされたあげく、駐車料金を負担する羽目に(川崎市麻生区役所にて)

この記事のタイトルには強いバイアスがかかっておりますので、本エントリは最後まで読まないと、あなたは勘違いしたままになる恐れがあります。僕は今から、麻生区役所を褒めるのです。

印鑑登録をしにいきました。対応してくれた担当者の方、愛想がいいです。周囲を見まわしてみても、「お待たせしました」「大変申し訳ないのですが・・・」「お手数おかけしますが・・・」みたいな言葉がしっかり使われている。そして、最後には「ありがとうございました」と。

私の記憶が確かならば(注:「アイアンシェフ」復活記念)、20年くらい前の役所では、書類を交付するときに「ありがとうございました」なんて言葉はかけなかったはず。「申請しに来た人&それを処理した人」の関係であり、客ではないのだから当然という感じで。

不景気で風当りが強いんだろうか。ツイッターとかでつぶやかれても、ややこしいだろうしね。とにかく、対応の印象がぐっと良くなっている。昼休み時間になった途端、札を出して窓口を閉めるなんて場面は、もはや古典的なコントでしか見ることのできない光景になってしまったらしい。

で、印鑑登録に必要な書類はすべて提出し、あとは印鑑証明の書類の交付(登録と同時に受け付けてくれる!)と、市民カードの交付を待つばかり。番号の書いた札を渡され、待つように指示された。

人の声「○○番のかたぁ~」

録音音声「○○番の番号札の方、○番窓口までお越しください」

みたいな呼び出しの声が飛び交っている。そのうち呼ばれるだろうと、待ち始める。

10分経ち、20分経ち。まだ呼ばれない。人も機械も私を呼ばない。

  「まあ、役所ってのはそういうものさ」

30分経ち、40分経ち。まだ呼ばれない。

  「カードとか作るのは時間がかかるのだろう」

50分経ち、60分経ち。

  「おかしいぞ、おい」

番号札をよく見てみる。

  番号がモニタに表示されたら○番窓口まできてください。

やっちまった・・・

10分くらい待たされたところで、おかしいぞって思って、番号札をよく読むなり、誰か窓口の人に声かけるなりすれば、こんなことにはならなかった。

「役所ってのは待たされるものだ」という偏見が招いた悲劇。

そう、今どきの役所は、そんなに待たせたりしないもんなんだよ。

で、駐車料金を無料扱いにしてくれるサービスは1時間まで。しまった、無料時間を超えてしまった。

役所の入り口近くにいた、駐車券を処理してくれる人に、「一時間以上経っちゃったんですが」と言ってみたが、「すみません、つけられるのは1時間までなんです」と丁重に断られる。

「1時間以上待たされたんですけどねぇ」と、軽いウソをついてみたが、無駄でした。(▲100円)

まあ、勝手に待っていただけですし。

なんだか、デジャヴと思ったら、前にもこんな失敗をしていた↓

まぎらわしい?病院の順番表示板

「なんだか遅いな」と思ったら、思い込みはやめて、窓口の人とかに尋ねてみましょう。という教訓をなかなか学習できない、わたくしなのでした。

なぜ「思い込み」から抜け出せないのか
なぜ「思い込み」から抜け出せないのか

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