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2012年12月19日 (水)

振替乗車票の使い方の具体例

振替輸送のルールについては、各鉄道会社のサイトに書いてあったりするんですが(例えばここ↓)、

多く寄せられるお問い合わせ:振替輸送について|お問い合わせ・ご意見|小田急電鉄

ルールと実運用がかなり乖離している感があり、結局は個々のシチュエーションに合わせて、運用されている模様。

ルールが現実的でないケースとして、例えばこんなのがあります。

振替輸送についての謎 - 質問・相談ならMSN相談箱

以下は、回答の一つなんですが、

昔々、山手線の線路が盛り上がり、同線は不通となりました。

私は早稲田から大宮に行くために駅に行ったら、会社が違うのにその情報が出ていました。

この場合、大手町・東京経由が妥当と判断し、地下鉄とJRの定期券を両方とも係員に見せ、振替乗車の可否を問うたところ、やはり一旦高田馬場へ行くようにとのこと。

つまり、振替乗車票をもらうためだけに、不通になっていることが分かっている駅へわざわざ行けと指示されたらしいです。

じゃあ、どの駅員さんも上記のような杓子定規な対応をするかというと、そうでもなく、私の体験談なのですが、間違って自動改札を通ってお金を払ってしまった分を、翌日に、返してもらえないかと駅員さんに相談したら、対応してくれたということがありました↓

振替票がなくても、振替輸送分の運賃は負担してもらえる: 主張

ということで、大抵のケースでは臨機応変に対応してくれるんじゃないかと思っています。あまりにも理不尽な対応をされた場合はツイッターででもつぶやけば、話題になって改善されるかも。

で、下記の具体例は私が体験したごく普通のケースですが、参考までに書いておきます。

出発地:新百合ヶ丘
到着地:新橋

通常は、

 新百合ヶ丘
  ↓(小田急 小田原線)
 代々木上原
  ↓(東京メトロ 千代田線)
 表参道
  ↓(東京メトロ 銀座線)
 新橋

というルートなのですが、小田急の登戸の先が不通になっている旨のアナウンスがあり、南武線を使う振り替え輸送が提示されました。なので、下記のようにルート変更。

 新百合ヶ丘
  ↓(小田急 小田原線)
 登戸
  ↓(JR 南武線)
 武蔵小杉
  ↓(JR 横須賀線)
 新橋

行動の流れは下記のような感じでした。

(1)小田急登戸駅で改札を出る
  (定期経路内なので、そのまま自動改札通過)
(2)JR登戸駅で改札を入る
  (駅員さんのいる改札を、振替輸送票を受け取りつつ通過)
(3)武蔵小杉駅乗り換えは、JR-JRなので改札なし
(4)JR新橋駅で改札を出る
  (駅員さんのいる改札を振替輸送票を渡しつつ通過)

受け取った振替輸送票は↓これです。

振替乗車票(小田急登戸駅)
振替乗車票
着駅   駅
発行当日限り有効 途中下車前途無効
着駅でお渡しください
(小田急電鉄)  登戸 駅長

小田急が発行しているものなので、小田急登戸駅でもらうのが筋なのでしょうが、乗り換え客の利便性を考慮してか、JR登戸駅の改札でも、もらうことができました。(上記の(2))

また、定期がある人、すでに切符を買ってしまった人が振替輸送の対象なので(SUICAやPASMOで支払う人は対象外)、振替輸送票をもらう時には、定期や切符を確認するのが原則なのでしょうが、そんなことはしてません。振替輸送票をもらいたい人が有人改札になだれこんで来ますし、急いでいて殺気立っている人もいますからね。そんな運用は現実的じゃない。

というわけで、ルールをあまり甘くすると悪用する人とかも出てきそうなので、ルール自体はきっちり定められてはいますが、実際の運用はスムーズさを考慮してそれなりに柔軟に対応している、というところでしょうか。

なんか損しそう(損した)って思ったときは、駅員さんに相談してみるのがよろしいかと。

鉄道員裏物語―現役鉄道員が明かす鉄道の謎
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