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2013年4月 7日 (日)

PowerPointでも図形の接合、型抜き、重なり抽出ができる!

PowerPointでもIllustratorみたいに、オブジェクトを型抜きしたり、重なり部分を新たなオブジェクトにしたりできるんですね。

Illustratorでいうところの形状モードもみたいなものなのですが、PowerPointではできないものと思い込んでいました。

私の環境のバージョンはPowerPoint2010です。

まず下準備として、この機能「図形の合成」をリボンに追加しておきます。

 (1)リボンのところで右クリック→「リボンのユーザ設定」
 (2)「コマンドの選択」のプルダウンで「すべてのコマンド」
 (3)「図形の合成」コマンドを追加(お好みでどこへでも)

この「図形の合成」には以下の4つのコマンドが含まれています。

 ・図形の接合
 ・図形の型抜き/合成
 ・図形の重なり抽出
 ・図形の単純型抜き

リボンに追加された「図形の合成」コマンド(PowerPoint2010)
リボンに追加された「図形の合成」コマンド

あとは、複数の図形を選択して、これらのコマンドを実行すればOKです。

実際にやってみましょう。

円を2つ描く(PowerPoint2010)
円を2つ描いてみました

2つのオブジェクトを選択く(PowerPoint2010)
2つとも選択します

あとは、それぞれ・・・

図形の接合(PowerPoint2010)
図形の接合

図形の型抜き合成(PowerPoint2010)
図形の型抜き/合成

上記は、図形がくっつくんですが、重なっている箇所は、なくなってしまうという感じの合成ですね。

図形の重なり抽出(PowerPoint2010)
図形の重なり抽出

図形の単純型抜き(PowerPoint2010)
図形の単純型抜き

「単純型抜き」って言われても分かりにくいですが、背面のオブジェクトがベースで、前面のオブジェクトの形で型抜きされるということのようです。

上記4つの合成は、Illustratorの形状モードとちょうど対応するので、表にまとめてみました。

PowerPointの
図形の合成
Illustratorの
形状モード
図形の接合 形状エリアに追加
図形の型抜き/合成 重なり合う形状エリアを除外
図形の重なり抽出 形状エリアを交差
図形の単純型抜き 形状エリアから前面オブジェクトで型抜き

これで、わざわざIllustratorで画像を作ってからPowerPointに貼り付ける、なんてことをしなくてもすむケースがありそうです。■

[2012年4月12日追記]
そもそも、ベン図が描きたくていろいろ調べてたんだった。
PowerPointでベン図を描く、もう一つの方法(排他的論理和も可): 主張

コピペで使える!動くPowerPoint素材集1000
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