こんなこともあろうかと、録画して保存しておきました。ええ、NHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」です。今では僕の宝物ですね。見てるとすごく面白い。つっこみどころが多すぎて、ぷぷぷ。
見どころを紹介しますね。(時間表示は私が持っている動画ファイルのもの)
1:10
ナレーション「しかし音のない世界での作曲は壮絶を極める。絶え間なく襲う激しい耳鳴り」
01:25
ナレーション「スピーカーのわずかな振動から音を感じ取る」
参考: 【佐村河内さん代作会見詳報】(2)「耳が聞こえないと感じたことは一度もない」+(2/2ページ) - MSN産経ニュース
新垣隆氏「耳に関しては、私の認識では、初めて彼と会ったときから今まで、特に耳が聞こえないということを感じたことは一度もありませんでした」
01:45 はいつくばる佐村河内氏
ナレーション「闇の中にあっても命を削る。希望の旋律を紡ぐ。作曲家 佐村河内守の創作現場を見つめた」
08:55 これみよがしに置かれた大量の薬
09:40
ナレーション「佐村河内が作曲を始めた。聴力のない彼は楽器を使うことはない。精神を集中させ、頭の中の五線紙に音符を組み上げていく」
参考: 【佐村河内さん代作会見詳報】(5)「著作権、放棄したい」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
新垣氏「それから、彼(佐村河内さん)は、非常に初歩的なピアノの技術のみ、であります」
12:05 「グラサンと薬と紙おむつ」という構図
ナレーション「トイレに行くこともできず、おむつをすることを余儀なくされる」
13:30 創作ノート
作曲のことはよく分からないのですが、こんな書き方したら楽譜として成立しないのでは?
音符をモチーフにしたデザイン画みたいなもんでしょうか。巾着用の布の柄とかにするといいかもね。
17:35 指でバイオリンに触れ 音色を知る
弟子とされていた大久保美来さんのバイオリンに触り音を「聞いている」場面ですが、おそらくバイオリンの音は、がっつりと耳の方にも入ってきているものと思われ。
40:40
佐村河内「完成しました」
ナレーション「レクイエムが完成した」
40:52
ナレーション「頭の中にあるメロディーをこれから五線紙に書き込む」
参考: 【佐村河内さん代作会見詳報】(8)完「彼は実質的なプロデューサーだった」+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
記者「実際彼は譜面をかけたのか」
新垣氏「書けません」
ナレーション「佐村河内守はこの作業を出産に例え、とても神聖なものと考えている」
全国の母親たちに謝るべきかと。
ナレーション「撮影は拒否された」
そりゃ、見せたくても見せられない記譜の風景。事前に受け取っている、新垣さんの書いた楽譜を引き出しから取り出す、みたいな作業でしょうし。
ナレーション「音楽室にこもって12時間、入室が許された」
(注:佐村河内氏は作業部屋のことを「音楽室」と呼んでいるw)
12時間も・・・。たぶん、寝てたんだろうな。
41:35
佐村河内「終わりました」
う~ん、すばらしい。こうやって「音を失った作曲家」佐村河内守の名曲の数々は生み出されてきたわけでした。
ちなみに、一部ですがYouTubeに動画がアップされていました↓
NHKさん、削除依頼しちゃダメよ。こんな番組を作ってしまった見せしめだと思って甘受してください。■
[2014年2月11日追記]
本人が流暢に語って(騙って?)いるところをまとめてみました↓
佐村河内 語録(NHKスペシャル「魂の旋律~音を失った作曲家~」より): 主張
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[2014年3月22日追記]
私の予想、「事前に受け取っている、新垣さんの書いた楽譜を引き出しから取り出す、みたいな作業でしょうし」は、そのままでした↓
NHKの佐村河内報告書(保護なしバージョン): 主張
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[2014年10月18日追記]
↓まさかこんなところでパロられるとは、という思い込みの話。
モーツァルトの格好をしたお父さんがスピーカーに手を当てるCMは、佐村河内守のパロディか: 主張
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「全聾の天才作曲家」佐村河内守は本物か―新潮45eBooklet
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