くら寿司の不正を暴く(イベリコ豚丼の虚偽表示)
2014年3月4日放送の「ガイアの夜明け」。テーマは「"廻る"回転寿司サバイバル」。
放送内容は↓下記のページに詳しく書いてあります。
前置きの部分は、上記ページから引用しますね。
業界3位の「くら寿司」。最大の特徴は、サイドメニューの豊富さ。全メニュー数のうちおよそ4割が寿司以外のメニューだ。
(中略)
日夜、サイドメニューの開発に取り組む松島さんのもとへ、社長直々に新たな指令が下った。今回のテーマは牛丼チェーンにも十分対抗できる、新たな"丼もの"。
担当者は試行錯誤の末、「イベリコ豚丼」を完成させ、社長の試食でOKが出ます。
以下、放送内容より。ナレーションはもちろん蟹江敬三(祝 復帰)。あの渋い声を想像しながら読んでください。
ナレーション「実はくら寿司では社長のOKが出ても、テスト販売で成果が出なければ商品化はできない決まり。客の反応が一番なのです」
そしてテスト販売当日。
ナレーション「ランチタイムに10杯の注文が入ることが、商品化へのノルマです」
ふたを開けてみると次々と注文が入り・・・
ナレーション「結局、ノルマの倍。20食が売れました。全国販売が決定したのです」
番組も終盤です。毎週見ていれば分かりますが、なんやかやあっても、最後はハッピーエンドというのが、ガイアの夜明けのゴールデンパターン。働くお父さんたちの、明日の仕事へのモチベーションを高めてくれます。
でも、ちょっと待って。気になるところがあったんだけど。と、録画した番組を巻き戻してみると・・・
本日のみ 10杯限定販売
って、おーい。限定数の2倍も売ってるやないかーい!
材料がよほど手に入りにくいものでもない限り、わざわざメニュー用意するのに10食だけってこともないだろうし。注文してもらうために、こんなこともあるんだろうなってのも分かりますが、テレビ番組で取り上げるんだったら、ちょっとは気をつけんかいな。
という私のつっこみが、この記事のすべてです。
タイトルにつけた、「不正」だの、「暴く」だの、「虚偽表示」だのというのは大袈裟でしたか。ちょっと煽り気味でしたね。これもまた虚偽表示の一種だったりもしますが・・・
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