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2014年4月

2014年4月29日 (火)

犬の糞を直接キャッチしている・・・わけではないピクトグラム

2013年12月15日 生田緑地にて撮影。

犬の糞を片付けるピクトグラム
犬はつないで
フンは片付けて下さい。

犬の糞を片付けるピクトグラム(拡大)
拡大

見た瞬間、(今まさにひねり出されつつある)犬の糞を直接キャッチしているピクトグラムかと思い心躍りましたが、よく見るとそんなことはありませんでした。

「犬はつなぐ」「糞は拾う」という二つの行動を1つの絵に収めた結果、この構図になったのでしょう。

「直接キャッチ」については、「放送室」というラジオ番組で、松本人志氏が「それはあかんやろ」的な文脈で触れていたのを思い出します。なぜダメなのかは、人間の視点からではなく、犬の尊厳という立場からだったと思います。

一度は地に落ちる、ということは必要な通過儀礼なのでしょう。

家畜人ヤプー』という名著では、出るはしから吸い込むような装置が登場したように記憶しています。そして、この「装置」はヤプー、つまり日本人(=白人からは人間と見なされていない)というすごい話でした。

というフィクションの話はともかく、「直接キャッチ」についてはそれなりに研究されているようで、↓こんな商品まで存在します。

「ワンダフン」というネーミングもさることながら、「中・小型犬用」と「大型犬用」のラインナップがあるところにも感銘を受けました。

あと片付けをするのは当然のこととして、さらに地面を汚さないことにも配慮するという、日本のおもてなしの心ですねえ。

家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)
家畜人ヤプー〈第1巻〉 (幻冬舎アウトロー文庫)

2014年4月27日 (日)

牛乳やポットのお湯で作れる、唐辛子のデザート

スーパー三和の某店にて。香辛料売り場を歩いていて、↓この光景を見かけ、思わず二度見してしまいました。

スーパー三和の香辛料売り場

パッと見、普通のスパイスコーナーです。拡大して見てみましょう。

牛乳で作る簡単和風プリン ハウス食品 鷹の爪
牛乳で作る簡単和風プリン
鷹の爪

ポットのお湯で作れる ハウス食品 雲南唐辛子
ポットのお湯で作れる
雲南唐辛子

ポットのお湯で簡単楽しいデザート ハウス食品 糸切り唐辛子
ポットのお湯で
簡単楽しいデザート
糸切り唐辛子

えっ、ハウスは最近そんなデザートを出しているの?と思ったのは0.001秒間くらいで、すぐに単なる間違いであろうことに気付きました。値札印字用の商品コードがずれてたとか、そんな感じなんでしょうね。

VOWに投稿するほど面白みもないので、このブログにアップしておきます。

数日後に行ってみると、ちゃんと修正されていました。

韓国VOW
韓国VOW

2014年4月26日 (土)

鶏むね肉の疲労回復物質(イミダゾールジペプチド、イミダペプチド)を紹介していたテレビ番組3つ

「発掘!あるある大事典」の一件以来、「この食品にこんな効果が!」的なものは、少し警戒して見るようにしているのですが、複数の番組で取り上げられていたりすると、それなりに信じていいのかなあ、なんて思います。

で、複数の番組で言われていたのは、「鶏ムネ肉には疲労回復効果がある」というもの。

私が最初に見たのは、NHK「ためしてガッテン」(2012年6月13日放送)。

番組の主テーマは、鶏むね肉を美味しく食べるって感じでしたが、抗疲労物質についても触れていました。

あの鶏むね肉が絶品に変わるウルトラ技発見 : ためしてガッテン - NHK

鶏むねは魅力たっぷりの肉です。
ほかの肉に比べて手ごろな価格。脂肪が少なく
低カロリーで、疲れにくくなる抗疲労物質
「イミダゾールジペプチド」を多く含み、
とってもヘルシー!

で、次に私が見たのは、TBS「夢の扉+」(2013年9月1日放送)。

こちらの主役は、疲労の度合いを数値化する研究をしている大阪市立大学の渡辺恭良特任教授。

ナレーション(坂口憲二)「疲労回復効果があると言われるあらゆる物質を分析比較した渡辺、ついにダントツでナンバーワンの物質を突き止めた」

渡辺恭良教授(TBS「夢の扉+」)
渡辺教授 「通称イミダペプチドと言ってますけれども(編集) そういった、疲労のメカニズムに則ったいくつかの信号をですね、それをしっかりと抑えるという(編集)ベストの物質としてそれを証明することができたってのが、イミダペプチドです」
(中略)
ナレーション 「イミダペプチドを1日に200ミリグラム摂取し続ければ、疲労の回復に効果があることが、渡辺の研究で証明されたのだ」

で、このあとトピック的に食材に触れていました。

ナレーション 「では、そのイミダペプチドが豊富な食材って何なんでしょう?」

マグロはイミダゾールジペプチドが豊富な食材(TBS「夢の扉+」)

鶏むね肉はイミダゾールジペプチドが豊富な食材(TBS「夢の扉+」)

う~ん、毎日マグロを食べるとエンゲル係数が上昇してしまいそうですが、鶏のムネ肉ならたぶん大丈夫。むしろ食費が安くなるかも。

で、3つ目に見たのは、日本テレビ「所さんの目がテン」(2014年3月16日放送)

紹介していたのは、大阪市立大学大学院の梶本修身特任教授でした。

鶏むね肉は疲労回復に効果があるのか(日本テレビ「所さんの目がテン」)

梶本修身教授(日本テレビ「所さんの目がテン」)

量的には、こちらも鶏むね肉を1日100グラム以上とのこと。

詳細は↓こちらにまとめられています。

知識の宝庫!目がテン!ライブラリー

では、どうして鶏のむね肉を食べると疲れにくくなったのでしょうか?専門家に伺うと、「実は鶏のむね肉に含まれるイミダゾールジペプチドというアミノ酸が関係してる」という。
(中略)
成分の数値で言うと、一日200mg。これを鶏のむね肉に換算すると100gと、唐揚げに例えると4つ分です。実際には、揚げても煮ても焼いてもイミダゾールジペプチドは壊れないため、調理法は自由なんです!

というわけで、NHK、TBS、日テレの3局が取り上げたということで、信憑性は高いんじゃないかと。

今のところ、値上がりしたり、売り切れで店頭からなくなったり、ということはないみたいです。

ちなみに、↓これに関しては、

【先行試食】マクドナルドのモモ肉からムネ肉に変更された『チキンフィレオ』を食べてみた / ネットでは酷評だが美味 | ロケットニュース24

もちろん疲労回復効果を狙ったものではなく、そして、マックが言っているように「軽めの食感に仕上げる製法で、女性客の需要を取り込む狙い」でもなく、単にコスト削減が目的なのではないかと睨んでいます。

NHKためしてガッテンレシピ集〈3〉裏ワザでこんなにおいしい定番メニュー
NHK科学番組部
4756136540

 


抗疲労食―毎日の食事が疲れに効く!
渡辺 恭良 西澤 良記 浦上 浩 福田 早苗
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最新医学でスッキリ!  「体の疲れ」が消える本 (成美文庫)
梶本 修身
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2014年4月20日 (日)

爆笑問題 太田光の脳内変換 タモリは「SPの態度が悪い」「バラエティを舐めるな」と言ったのか(動画あり)

↓このニュースを見た時、え?タモさんそんなこと言ってたっけ?って人も多かったはず。

(1/2)  太田光、いいとも最終回で安倍首相批判 「タモリがSPの態度の悪さ指摘して痛快だった」 : J-CASTニュース

で、上記のJ-CASTの記事も、「タモリの発言とはちょっと違った?」って感じで取り上げています。

こういうのって動画を見れば、すぐに分かることなんですが、消されちゃったりなんかしてなかなか見られなかったりしますよね。

ということで、録画したものを持っていたので、YouTubeにアップしてみました。該当した部分を切り出して、音声のみにしてあります。引用のための資料的なものとして、削除は大目に見てくれないかなあ・・・

少し冗長ですが、なるべく忠実に書き起こしてみました。

【バラエティの扱いについて】

タモリ「いやー、でも、ほんとにありがたいですけど、こうやって、あの、現役の総理が出てくれるということは、その、一応バラエティを認めていただいたということになるんで、これは、あのー、ずーっと前からなんですけども、与党野党かまわず非常に、この、バラエティを馬鹿にしてるんじゃないかという・・・」

(会場 笑い)

安倍首相「それはないと思いますけどもね。ただ、まあ、えー、批判されるんではないかという危険性が伴うもんですからね」

【SPについて】

(山内(昌之?)さんの出版記念会でのSPの多さに触れたあとで)

タモリ「すごかったっすね、SPのかた。今日もSPすごいんですけども。SPのかたに言っといてください」

安倍首相「はい」

タモリ「私の前にSPが立って、じっと見るんですけど」

(会場 笑い)

(会場の横手を指しながら)
安倍首相「あそこにもいますよね」

タモリ「私は私だっつってんの。こうやって目を見てると、ほんとにおめえタモリか?みたいな目で見るんですけど。あれはちょっとねえ。ほんとにタモリだって分かったとき、やっぱりSPのかたも、初めてみるなってな顔を」

(安倍首相の方を見ながら)
タモリ「厳重ですねえ」

安倍首相「そうですね。まあ、自由がありませんが」

最初のはバラエティを一段下げて、笑いにしたという感じ。政治家に対して本気でバラエティを重視しろ、だなんて思ってもいないはず。あえて一段下がることで、実際は上に立っているみたいな、そんな立ち位置だってあるんだよ。太田君、分かるかい?

SPのほうだって、SPに文句を言ってるわけじゃない。相手がタモリさんのような人のときでも、通常するような挙動(相手が不審者でないか警戒する)をとらざるを得ない、お堅い仕事の滑稽さと悲哀みたいなところが面白みでしょう。

それが、爆笑問題 太田さんの手にかかると↓こんなことに・・・

いいとも最終回のスピーチの書き起こしです。

太田「この番組見てて最近思ったのは、安倍さんが来たときに・・・」

田中「また荒れるぞ、お前、その話は」

(その話題をやめさせようとする田中のつっこみなどがあり、しばらく中断)

太田「あん時に、ほんとにあのー、タモリさんが安倍さんに言ったのが、あのー、SPがアルタのお客を睨みつけてるんですよ。そん時にタモリさんが最初に言ったのは、SPの態度の悪さと、それからバラエティを国は舐めるなと、この2つだったんですね。ぼくはそれ見てて、すごく痛快でした」

いえね、太田さん自身が「SPの態度悪い!」とか、「国はバラエティを舐めるな!」とか言うんだったら全然いいんですよ。

でも、タモリさんもそういっています。ほら、僕の考えと同じです。みたいな、タモさんを出しするような物言いするのは、ずるいなあなんて。

聞いていたタモさんの表情もけっこう微妙な感じでしたよ。

マボロシの鳥
太田 光
4103285117

2014年4月19日 (土)

中頓別町 → 上十二滝町 と変更(村上春樹「ドライブ・マイ・カー」)

中頓別の宮崎泰宗 町議会議員、やっちまたなあって感じですね。という話は後ほど。

「ドライブ・マイ・カー」が雑誌 文藝春秋(2013年12月号)に掲載されたときに「中頓別町」という表現だった箇所が、昨日(2014年4月18日)発売された単行本『女のいない男たち』の中では、

村上春樹さんの新短編集発売 抗議受けた町名は変更:朝日新聞デジタル

月刊誌「文芸春秋」(昨年12月号)で発表した短編「ドライブ・マイ・カー」では、北海道中頓別町出身の女性が車窓から火のついたたばこを外に投げ捨て、主人公が「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と思う場面に対し、町側が「誤解を招く」として抗議していた。単行本では、架空の町「北海道**郡上十二滝(かみじゅうにたき)町」に変更されていた。

中頓別の皆さん、嬉しいですか?

という答えは、次の選挙で宮崎泰宗氏が当選するかどうかで判明するんでしょうね。

単行本で町名が変更される予定であることは2月の時点で分かっていて、宮崎町議はブログの中で、

TEAM中頓別~今そして未来の青空へ~ 『御礼』

実際はポイ捨て等、作品中のような行いを普通にするような町ではないと、作家ご自身にご理解をいただいたことで十分です。

と満足している様子ですが、やっぱりちょっと変だよなあ。

「村上春樹は中頓別町のことを『ポイ捨て等、作品中のような行いを普通にするような町』だと考えていた」と、宮崎町議は考えていたの? 「作家ご自身にご理解をいただいた」ということは、そういうことですよねえ。

「たぷん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」と考えたのは、村上春樹じゃなくて、家福(小説の主人公)ですから。

宮崎町議は「小説」というのが何なのか、あまりご存知ないようで・・・

町議の別のブログ記事です↓

TEAM中頓別~今そして未来の青空へ~ かわら版のあとがきについて

 文藝春秋 平成25年12月号335ページより 「北海道の山の中で育ちました。十代の初めから車を運転しています。車がなければ生活できないようなところです。一年の半分近く道路は凍結しています。運転の腕はいやでも良くなります。」
 とありますが、車がなくても生活できますし、私は自分の運転が上手いと思ったことは一度もありません。半年近くも道路が凍結するところが日本にあるのか疑問です。

だからそれは、事実でも、村上氏の考えでもなく、みさき(登場人物)の発言なんだって。

「北海道の山の中で育ちました。雪は降ったことないし、冬でも30℃くらいです」って発言があったとしたら、「それは事実とは違う!」と騒ぐんじゃなくて、「その登場人物は高田純次みたいなキャラなのかな」って読むのが小説でしょ。

私の解釈(妄想)では、みさきは運転の腕の良さに言及されると、いつもこんな感じで答えていたんじゃないかなと。運転なんて、センスと性格だとは思うけど、そんな説明の仕方ってめんどくさいじゃないですか。特にみさきがそんな返答をするとは思えない。で、外部的な要因をあげれば、相手もそれで納得するし、そんな話を続ける必要もなくなるし。

同340ページより 本籍地は北海道中頓別町、二十四歳になったばかりだった。中頓別町というのが北海道のどのへんにあるのか、家福には見当もつかない。
 とありますが、見当もつかないのに、なぜ実名を使用されたのでしょうか?町名が意味なく何度も使われていることにも強い違和感を覚えます。

この箇所を読み直して、むしろ腑に落ちました。

「北海道のどのへんにあるのか」「見当もつかない」ような家福だから、「たぶん中頓別町ではみんなが普通にやっていることなのだろう」っていう、ちょっと極端なイメージを持ったんだなあという。

中頓別町が出てくる箇所は、上記のみさきの本籍の箇所、煙草を捨てたシーン以外にもう一箇所あって、↓こんな感じです。

村上春樹「ドライブ・マイ・カー」より

小説全体を読むと、みさきは魅力的な人物として描かれていると感じました。

容姿に関しては、↓こんな感じなんですが、

彼女はおそらくどのような見地から見ても美人とは言えなかったし、大場が言ったようにひどく素っ気ない顔をしていた。頬にはにきびのあとが少し残っていた。目は大きく、瞳がくっきりしているが、それはどことなく疑り深そうな色を浮かべていた。

それでも、饒舌でない家福が、

自分の娘くらいの年の女を相手に、どうしてこんな話をしているのだろう

みたいになってしまうのは、みさきの不思議な魅力ゆえだったりします。

余計なおしゃべりはしない。家福が集中しているときには存在を感じさせない。言葉数は少ないけど、真実をつくような発言をするもんだから、家福もいろいろ話してしまう。

そんな魅力をもつ登場人物の出身地は・・・そうだ、何度も行った事があり、大好きなあの町、中頓別にしよう。そんな感じじゃなかったのかなあ、なんて。

でも、「町にとって屈辱的な内容。見過ごせない」と町議は受け取った。

気持ちは伝わらなかった・・・。村上さんは悲しかったんじゃないかなあ。■

[2014年8月23日追記]
「ドライブ・マイ・カー」だけでなく、「イエスタデイ」の方にも横槍が入っていました↓
村上春樹『ドライブ・マイ・カー』『イエスタデイ』の単行本での変更内容: 主張

[2016年2月8日追記]
  中頓別の皆さん、嬉しいですか?
  という答えは、次の選挙で宮崎泰宗氏が
  当選するかどうかで判明するんでしょうね。

と書きましたが、その後の選挙結果が判明しました↓(だいぶ前の話だけど)
村上春樹に質問状を送った中頓別町の宮崎泰宗町議が再選されていた: 主張

女のいない男たち
女のいない男たち

文藝春秋 2013年 12月号 [雑誌]
文藝春秋 2013年 12月号 [雑誌]

2014年4月13日 (日)

郵便料金の消費増税をめぐる杜撰な運用(チョンボをしたのは麻生郵便局か中野郵便局か)

こんなことがありましてん。どんなことかというと、↓タイトルそのまんまです。

4月1日最初の収集までに投函したのに料金不足で返送された話: 主張

で、そもそも「4月1日の最初の取集までOK」ってのは日本郵便の公式見解ではないのでは?と思っていたのですが、前述の記事のコメント欄に、新聞の記事にもなっていた、という情報をもらいまして↓(閲覧には無料会員登録が必要)

消費増税:郵便料金、いつ上がる? - 毎日新聞

日本郵便によると、郵便局の深夜窓口で新料金を適用するのは4月1日に日付が変わってから受け付けた郵便物だ。郵便ポストの場合、1日の1回目の回収では3月中に投函(とうかん)された郵便物かどうか区別できないため、1回目までは旧料金が適用される

やはり私のケースは、郵便局側が運用においてチョンボをしたということになりますね。

で、この記事にはけっこう細かいオペレーションが書かれていまして、

新料金の適用後は、旧料金で出された郵便物は通常の料金不足と同じ扱いになる。料金不足を知らせるはがきとともに差出人に返送され、不足分の切手を通知はがきに貼り、再度投函すれば配達してもらえる。

ただ、配達先の局で料金不足が見つかった場合、通知はがきは郵便物といっしょに受取人に届く

上記の前者の運用なら、私の出したハガキはサニーサイドアップ(東ハトの懸賞の請負会社)に届くことなく、地元の郵便局から即返送されるはずです。

しかし、私の出したハガキを見てみると、ポスト→麻生郵便局→中野郵便局私書箱→受け取り拒否→麻生郵便局→我が家の郵便受けという、ルートをたどったように見えます。

で、【推測1】

(1) 麻生郵便局では受理(ガイドライン通り)
(2) 中野郵便局私書箱へ
(3) 中野郵便局、料金不足と判断(ガイドライン無視)
(4) 麻生郵便局へ返送

つまり、麻生郵便局は、最初の取集ということでルールに従ってスルー、なのに届け先の中野郵便局がこれを汲み取らずに料金不足扱いをしたという推測です。

ということで、中野郵便局のチョンボ!

と思ったのですが、上の推測は間違っていることに気付きました。

ハガキには消印が押されていないんですよね。料金的に受理したのなら、消印を押したうえで、中野郵便局へ回したはずです。

なぜ、こんなことに?

で、結局以下の【推測2】に落ち着きました。

(1) 麻生郵便局で料金不足と判断(ガイドライン無視)
(2) 送り返そうとしたが差出人住所がないので、受取人判断にゆだねる
(3) 中野郵便局私書箱へ
(4) 懸賞請負会社、受け取り拒否
(5) 普通だったらハガキは処分するしかないところだけど・・・
(6) 裏面みたら差出人住所あるじゃん(懸賞はこっちに書くよね)
(7) 麻生郵便局へ返送
(8) 我が家へ返送
(9) 私「なんでやねん!」

ということで、麻生郵便局の凡ミスと判断しました。

いずれにせよ、そっちのミスだったんだから、このままの料金でもう一回送ってくれますよね?

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2014年4月 6日 (日)

4月1日最初の収集までに投函したのに料金不足で返送された話

官製はがきの郵便料金は3月31日までは50円、4月1日からは52円。

この微妙なタイミングで投函された場合はどうなるの?という疑問は誰しも持つらしく、ウェブにもいくつか情報がありました。

↓ソース その1

消費税8%に関わる割とどうでもいい郵便の豆知識 : ゲーム脳人

投函したのは3月31日の夜で集荷時間が翌日までなく
持っていくのが4月1日の朝だった場合は郵便料金はどうなるのか?
というのを、知り合いの局員に聞いたところ

ポスト集荷の場合は4月1日の1回目の集荷までは消費税5%
要するにハガキなら50円、封書なら80円だそうで
2回目の集荷から消費税8%の52円、82円になるそうです。

↓ソース その2

消費税増税に伴い現在の郵便はがきは4月1日以降増税分の切手を貼らないと利用不足... - Yahoo!知恵袋

3月31日最後の集配から4月1日最初の集配までの間に投函されたものは値上げ前の料金で配達されるはずですよ。

↓ソース その3

3月31日の夜にポストに投函して 4月1日の朝に回収されるはがきは 50円でい... - Yahoo!知恵袋

過去の例からして4月1日の最初の回収までに投函しているものは投函した時間(日にち)が不明なので、すべて31日に投函したものとみなして旧料金で受けます。4月1日の第2回目の回収からは新料金で入ってないと、料金不足と言うことになります。

↓ソース その4

郵便ポストに3/31の夜(最終回収後)に葉書を入れた場合、4/1に回収しに来ますよね... - Yahoo!知恵袋

4月1日の第一回目の回収の時に入っていた郵便物は3月31日に投函されたと見做され、旧料金が適用される旨、発表されていますので、50円のままでOKです。

これだけ裏を取れば、こうなんだ、って思うでしょ。そして何より、テレビでもそういう扱いになるということを言っていたらしい(嫁情報)。

というわけで投函しましたよ、4月1日午前6時前に。

そして数日が経過し、4月5日 我が家の郵便受けに・・・

4月1日早朝に投函したのに、消費税増税のため料金不足になった官製はがき
この郵便物は、料金が不足していますので、受け取れません。 株式会社サニーサイドアップ
料金不足 2円 麻生郵便局

東ハトの懸賞だったのですが、サニーサイドアップというのはこの懸賞のアウトソーシングを請け負っている会社のようです。ここはもちろん悪くない。2円払って懸賞のハガキ受け取るわけにはいかないですからね。

問題は麻生郵便局ですよ。私は午前6時前に投函したんだから朝一の収集(郵便局では取集と言うらしい)だったのは間違いないです。どうして、「料金不足」のはんこ押しちゃうかな。話が違うじゃん、と。

でも、日本郵便のサイトを見てみると、「朝一の取集まで旧税率で対応します」なんてことは、どこにも書いてないんですよね。だからまあ、麻生郵便局の対応が間違っているとは単純に言えない。第一、私が投函したのは4月1日だったわけですから。

でも、4月1日朝一の取集物には、3月31日じゅうに投函された郵便物だって混ざっていたはず。それも同様に扱ったんでしょうか。

私の場合は懸賞だったんでドライに返って来ましたが、普通の手紙とかだったら、受け取り側が「しょうがないなあ」って感じで、お金を払うことのほうが多いんじゃないかと。

というわけで、「4月1日の朝一までに投函すればOK」という情報を信じてその通りにし、受け取りの人にお金を払わせてしまって、そして今も気付かないままでいる人ってけっこう多いのかも、なんて。

あなたの地元の郵便局は大丈夫だったのでしょうか・・・?

消費税のカラクリ (講談社現代新書)
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