ベネッセが名簿業者から買った個人情報かどうかで「個人情報を削除する」のチェックの有無が違う?
まず最初に、重要な事実を。
ベネッセからの「お詫びの500円はどうします?」ハガキ(参考:批判を浴びても継続中「お詫びの500円をベネッセこども基金へ寄付できます」(画像あり): 主張)には、以下の2つのバージョンがあるということ。
(A) 「個人情報を消去する」かどうか、希望を確認しているもの
(B) 確認なく「お詫びの品発送後消去」するとなっているもの
うちの場合、10月10日ころに届いた、下の子が「対象の方」のハガキは(B)パターン↓
その約1週間後に届いた、上の子が「対象の方」のハガキは(A)パターン↓でした。
この違いは何によるものか?ってのが気になるところですよね。
↓こちらのブログでは、
ベネッセからお詫びの品500円をnanacoで受け取りました。
以前はあった「個人情報を削除する」の項目がなくなり、「お客様の情報は、お詫びの品発送完了後消去させていただきます」に変わっていました。
と、ある時期を境に方針が変わったのではないかという話でしたが、どうやらそうではなく、何らかの条件にしたがって両方の仕様を使い分けているのでは、というのが私の見解です。
うちの場合届いた順番が、「無条件削除バージョン」→「削除希望を問うバージョン」だったからというのが根拠の1つです。
でも、これだけだと、送付の手続きうんぬんで順序が前後したのかも、という可能性もあります。
が、「お詫びの品 受付ページ」のシステムにログインしてみて、両者が並存していることがはっきり分かりました。
同じ日(たしか10月18,19日ころ)にログインしたのですが、登録用コード/ログインキーによって画面が違いました。
下の子のログインキーでログインすると、「お客様の情報は、お詫びの品発送後消去させていただきます。」
上の子のログインキーでログインすると、「お客様のご希望により、個人情報を消去させていただきます」
やはり「対象の方」で、両者を使い分けています。
この違いは何でしょうか?
ここからは推測ですが、個人情報を入手した経路によって使いわけているのではないか?と。
↓こちらの記事にも書いたのですが、
ベネッセはどこでうちの子供の個人情報を手に入れたのか: 主張
上の子については情報を提供したタイミングを認識しています。↓これだったんですよ。
ベネッセ名簿、スタンプラリー分も流出か 横浜の動物園:朝日新聞デジタル
参加した中学3年生までの保護者にアンケートを任意で依頼し、住所や電話番号、子どもの生年月日などの個人情報を得ていた。
このあと、DMが届くようになったのですが、まあこれについては納得ずくです。
で、問題は下の子です。下の子に関しては、上記のような形で情報提供した記憶がないんですね。でも、あるときからDMが届き始めた。年齢にぴったりの商品を宣伝するものが。
妻の話によれば、とある通販サービスを利用したタイミングで届き始めた気がする、と。これに関してははっきりしたことは言えませんが。
で、私の説としては、ベネッセが少しグレーな形(名簿業者から買う、他の会社から提供を受ける)で入手した情報については無条件に削除、一方、意図的に提供された個人情報に関しては削除するかどうか確認する、ということになっているのではないかと。
ちなみに、ベネッセ自身が名簿業者から個人情報を買っていた事実は判明しています↓
じゃぁベネッセ自身は名簿屋を利用したことが無いのかな。というのが素朴な疑問。
俺:ベネッセさんは名簿業者から名簿の購入を行った事は無いのでしょうか?
ベ:ございます
俺:…デスヨネー
とはいえ、正規ルート個人情報か、名簿業者ルート個人情報かで扱いを変えているというのは私の憶測にすぎないので、うちのケースではどうだった、みたいな情報を皆さんから提供してもらえると、はっきさせられるのではないかなと思っています。

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