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2014年12月23日 (火)

ムサコの称号は武蔵小杉が奪うのか

私が「ムサコ」という響きを始めて聞いたのは、就職で関東に出てきて間もない頃(15年以上前)。学生時代から東京に住んでいる(でも地方出身の)、ややミーハーな感じのする会社の同期がこの言葉を使っていました。

「ムサコ?」って聞くと、武蔵小金井のことだよ、当然でしょ、みたいな口ぶり。

だったら、武蔵小杉もムサコじゃねえか、と思ったが当時 武蔵小杉をムサコと呼ぶ人はいなかったはず。高層マンションなんかなかったし、住みたい街ランキングに入ることになるなんて、住んでいる人たちだって想像してなかったはず。

というわけで、私の中では長いあいだ、ムサコといえば武蔵小金井でした。とはいえ、ムサコなんて言葉使ったこともないし、行ったこともないし、街のイメージも一切湧きませんが。

で、この前ガイアの夜明け(2014年11月25日放送「今までにない"モール"を作れ!」)を見ていたら、グランツリー武蔵小杉に言及したときに、「ムサコマダム」なる言葉を紹介していました。武蔵小杉のタワーマンションに住む年収1000万以上の層、みたいな感じだったと思います。

おお、武蔵小杉をムサコと呼ぶ時代が来たか、胸熱。(注:私は武蔵小杉となんら関係はありません)

じゃあ、最近はムサコといえば武蔵小杉なのかというと、そうでもない様子。

 ・武蔵小山
 ・武蔵小金井
 ・武蔵小杉

で使われている模様。ウィキペディアに項目までありました(ムサコ - Wikipedia)。

武蔵小杉に関しては、

神奈川県川崎市中原区にある武蔵小杉駅付近にある再開発地区の愛称(「MUSACO」)であるが、定着はしていない

とか書かれちゃっています。MUSACOという表記がちょっと痛っ、たたた。ロキソニンちょうだい。

川崎市は2006年に武蔵小杉駅周辺の再開発地区の愛称を公募により「MUSACO」と命名したが、武蔵小山駅と紛らわしいなどと批判を受け、愛称は定着しなかった。

という脚注もありますね。

やっぱり定着度でいえば、武蔵小山のほうが上なんでしょうね。小杉は新参者って感じだし。

武蔵小山一番通り商店街では、「ムサコマルシェ2014開催」「第3回ムサコのたけのこ祭り開催」みたいな感じで、ムサコという言葉を積極的に使っていますね。

あと、「www.musako.co.jp」のドメインは、むさし小金井自動車教習所が持っていますね。

この、むさし小金井自動車教習所は、

「むさこに通ってよかった」お客様の声

みたいな感じで、「むさこ」という略称を使っています。

う~ん、武蔵小杉かなり苦戦が予想されますね。(応援する筋合いはないのですが・・・)

ということで、ムサコはあきらめて、「ムサコス」にしましょう。表記は「MUSACOS」で。なんかブランド名みたいでしょ。いたたっ。

ムサコスサカスとかでもいいと思います。(パクリかよ)

武蔵小杉食本 (ぴあMOOK)
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コメント

「ムサコ」って言われたら「武蔵工業大学」かと思いましたが、今はもう大学名が違い、当時の略称も「ムサコウ」だったのですね。
 
武蔵小杉や武蔵小山、武蔵小金井を知っていて、「ムサコ」って略されたら、ちょっと他の駅に敬意をはらっていないように感じるかもしれません。

コメントありがとうございます。

紛らわしい略称や、定着度の低い略称を当然のように使うと、ちょっとねえ・・・って時はありますよね。

ローカルな話し相手にいつも使っていると、そうでない相手のときにも出ちゃうときがあります。

「しんゆり」とか普通に使っちゃうんですが、川崎市外の人には、どこだよ、って思われているはず。

大学名も地元の人や学生以外にはピンとこないケースも多そう。私の地元では「さだい」って当然のように使っていましたが、「さ」が付く大学とか山ほどありそう。

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