川崎市はゴミ置き場を管理していないという事実
半年くらい前の話ですが、川崎市内の集合住宅に引っ越しました。物件を管理している不動産管理業者から渡された紙に、ゴミはここに捨てるようにとの地図が書かれていました。
そのゴミ捨て場にゴミを捨てるようになって、10日くらい経った頃、同じ集合住宅に住む人から、利用すべきゴミ捨て場がそこではないという話を聞きました。その人も越してきた当初、不動産屋から言われたそのゴミ捨て場を使っていたのですが、近隣の戸建てエリアに住む人から、「このゴミ集積ボックスは近隣の住民でお金を出して買ったものだから使わないでくれ。もし、ここにゴミを捨てたかったら、自分達でゴミ集積ボックスを買いなさい」ということを言われたとのこと。
不動産屋に問合せようとしましたが、土日で電話がつながらず、平日は仕事なので連絡が着きにくいし、メールの連絡先も書いてないし。
というわけで、川崎市に問い合わせることに。どのゴミ集積ボックスがどの町内で購入・管理されているくらいの情報はあるでしょう。川崎市にはメール窓口があったのでそちらにメールすると・・・
集積所については、近隣住民及び町内会等で管理いただいているため、「どなたがどこの集積所を使用しているか」把握しておりません。
おお、言い切った。
管理自体は町内会等に任せているとしても、どの集積所をどの町内会が管理しているか、は管理する必要があるでしょ。
だって、町内会が分かっているのは、自分達が管理するゴミ集積所に関して、「あなたはこの集積所利用の対象者ではない」というところまででしょ。越してきた人が知りたいのは、「どこを利用してはいけないか」ではなく「どこを利用すればいいか」なんですから。
川崎市のサイトには↓こんな感じで書かれています。
川崎市:よく寄せられる質問
ごみ集積所は使用する市民の方に管理していただいております。近隣の方や町会等に聞いていただき、お近くの集積所を使用してよいか確認をしてください。
すべての人が町内会に入っているわけではないです。近所を訪ね歩いて、「私はどこにゴミを捨てればいいのでしょうか・・・?」と聞いて回らねばならないんでしょうか。
「どこどこに住んでいるなら、ここじゃないですね。きっとあちらの方だから、○○さんに聞いてあげましょう」なんて性善説な感じの雰囲気を、川崎市は期待しているんでしょうか。下町風情あふれる町ならともかく、新興の住宅街などでは、地元の人など一人もいないという状況。
ここにゴミを捨てたければ、自分達でゴミ集積ボックスを買えば?
と言い放つような人たちに、何を期待しているでしょうか。「ゴミ捨て場の管理者」の管理くらいは市がやるべきではないかと思います。
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