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2016年11月18日 (金)

PowerPoint、Word、Excelで連立方程式の数式を入力する(左揃え、列揃えも可)

Office系ソフトの数式入力で、連立方程式(複数の数式を括弧でまとめる)の入力をしようとして、戸惑っている方多いんじゃないでしょうか。

私もこの記事(→「エレガントな問題解決」演習問題 2.1.25の解答(分母が3つの項の積になっている数列の和): 主張)を書くときにちょっと苦労しました。

しかも、↓こういう感じでQ&Aサイトで質問されていて、

連立方程式の括弧 - Word(ワード) 解決済 | 教えて!goo

かつ、そのベストアンサーも「数式の左側にオートシェイプの括弧を置く」という微妙な回答ものだったりするからです。

いやいやいや、そんなことしなくても大丈夫です。少なくともOffice2013では、数式のみで連立方程式を書く機能が提供されています。(PowerPoint、Word、Excelで確認済み)

挿入→数式で、数式を入力するモードになったら、数式ツールのデザインから、「かっこ」をクリックします。いろんな括弧がずらっと出たら、スクロールして、「場合分けと積み重ね」から下のもの(「場合分け(条件3つ)」)を選べばOK↓

連立方程式を入力するには「場合分けと積み重ね」を使う(Office、PowerPoint、Word、Excel)

デフォルトは3つですが、改行すれば4つ以上の式へも対応できます。

実際に式を入力してみると↓こんな感じ。

Office、PowerPoint、Word、Excelで連立方程式の入力(デフォルト)

デフォルトだと列位置が揃っていません(中央揃えになっている、という言い方もあるが)。

列揃えをするには、制御文字である「&」(アンパサンド)を使います。

例えば、↓こんな風にイコールの位置で揃えたい場合には、

Office、PowerPoint、Word、Excelで連立方程式の入力(イコール揃え)

↓この位置に&を挿入してみてください。(入力画面上ではアンパサンドは見えないので頭の中で考えながら)

Office、PowerPoint、Word、Excelで連立方程式の入力(イコール揃えのやり方)

数式の行頭にアンパサンドを入れれば、左揃えにもできますが、それよりも文字で揃えたいことの方が多そうです。

↓こんな感じ。
Office、PowerPoint、Word、Excelで連立方程式の入力(列揃え)

上記のようにするには、↓これらの位置にアンパサンドを入れましょう。

Office、PowerPoint、Word、Excelで連立方程式の入力(列揃えのやり方)

アンパサンドをデリミタにして、行列の要素を並べていくようなイメージですかね。慣れないと難しいですが、チャレンジしてみてください。

エレガントな問題解決 ―柔軟な発想を引き出すセンスと技
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