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2017年3月

2017年3月19日 (日)

ヨドバシ・ドット・コムにハクキンカイロのベンジンを注文したら納期遅延で春になってしまった話

使い捨てではなくベンジンを燃料とするハクキンカイロなるものを愛用しています。(参考:ハクキンカイロのすすめ: 主張

この、燃料のベンジンの入手が意外と困難です。ホームセンターやドラッグストアに置いてあることもありますが、けっこう探す必要がある。しかも、純正のハクキン製ベンジンを見かけるのはさらに稀です。

でも、やっぱりカイロに合った純正のベンジンの方が発熱の効率がいいようなんですね。(参考:ハクキンカイロ専用ベンジンは「持ち」が違う: 主張

なので、カイロ用のベンジンは通販で購入することが多いです。

そして今年、寒さもこれから佳境を迎えるだろうという1月にベンジンが切れたので、ヨドバシ・ドット・コムに注文をしました。

最初、納期が明記されていなかったんですね。でも、まあ1週間もあれば届くだろうという甘い判断が運の尽きでした。

1月16日に注文、この段階では納期未定。

ご注文いただきました下記の商品は、仕入先に発注いたしました。
入荷まで今しばらくお待ちください。

1月22日に納期についてのメールが届きました。

・「ハクキンベンジン [ハクキンカイロ専用 500mL]」

  2月12日~2月18日頃お届け予定

2月中旬かあ。でも品薄なんだろうし、しょうがないということで、待つことに。

ところが、2月4日にこんなメールが届きます。

・「ハクキンベンジン [ハクキンカイロ専用 500mL]」

  2月22日~2月28日頃お届けに変わりました

お詫びもなく、さらっと納期を遅延させてきました。

さらに、2月22日にこんなメールが届きます。

・「ハクキンベンジン [ハクキンカイロ専用 500mL]」

  製品手配にお時間を要しております

「お時間を要して」いる状況は重々承知しております。そうじゃなくて「いつ頃届けられそうか」を書いとこうか。あと、自動配信メールのテンプレートを変えるだけの話だと思うけど、お詫びの言葉くらい、ちょっと入れとこうか。

さすがに不安になったので、いったいいつ頃届けられそうなのか、問い合わせをしてみました。

2月25日に届いた回答。

この度は納品にお時間を要してしまい申し訳ございません。
仕入れ先に状況を確認し、回答を頂きましたら改めてご連絡致します。

納期延期後に、さらに延期という状況において、延期された納期を把握してなかったんですね。

2月27日に届いた回答。

今回のご注文の件につきましては、本日弊社取引先より具体的な回答が無かった為、
改めて明日2月28日(火)に再度確認させていただきまして、
メールにて御連絡させていただきます。

「弊社取引先より具体的な回答が無かった為」、まだ回答できません、って、おいっ!

こういうときは、電話でしょ。取引先は、納期遅延を二度もやらかして、メール(or 納期問い合わせシステムみたいなのがあるのか)の回答もすぐによこさないんですよ。「なかなか回答が来ませんねえ」みたいに悠長に待っている状況じゃないですよ。

で、3月2日に届いたメール。(「明日2月28日(火)に再度確認」とあったので、すぐにメールが来るのかと思ったら届かないので、催促した結果届いたもの)

○○(担当名)からのご連絡が出来ておらず、誠に申し訳ございませんでした。
仕入れ先より納品状況の回答を頂きました。

3/7(火)~9(木)に当社物流へ納品予定でございます。

3月の第2週かあ。まだ、肌寒いとは言え、梅なんか散り始めてるよ。

この時期からベンジン1本使い始めても、今シーズンでは使い切れず、大量に余らせてしまうことが明らかだったので、注文をキャンセルしました。

来シーズンはもっと早めに注文しよう。そして可能なら、注文先はヨドバシ以外にしよう、というのが今春の学びでした。

ハクキンベンジン カイロ用
ハクキンベンジン カイロ用

2017年3月12日 (日)

それは「電子顕微鏡」ではなく「デジタル顕微鏡」です

2017年1月31日放送のガイアの夜明け↓を見ておりました。

ガイアの夜明け【家電で“究極の味”を作る!~新たな炊飯器・コーヒーメーカー~】 | テレビ東京

試作した炊飯器を使って炊き上がりを確認している、という場面だったのですが、

ガイアの夜明け バーミキュラ炊飯器 開発場面1
(ナレーション)
電子顕微鏡を使って
2つを比べてみます。

え? 電子顕微鏡ってこんなに、簡素でお手軽になったの?

その後、顕微鏡の画像を確認している場面になります。

ガイアの夜明け バーミキュラ炊飯器 開発場面2
(ナレーション)
蒸したごはんは
形が崩れていません。

って、これ普通の光学顕微鏡の画像じゃん!

そう、これは「電子顕微鏡」ではなく、光学顕微鏡で見たものをモニターで確認したり、画像を保存できるようにしたやつですね。通販サイトなんかで見ると、「デジタル顕微鏡」とか「デジタルマイクロスコープ」と呼ばれているものみたいです。

↓こういうやつ

Tiangtech(R) 3.5インチLCDと500倍の倍率でデジタル顕微鏡(マイクロSDカードスロット)

「電子顕微鏡」は可視光の波長では見えないものを、波長がより短い電子で見る、というものなので、そんなに簡単に扱えるようなものではありません。

↓こんなんですよ。(電子顕微鏡 - Wikipediaより)

本物の電子顕微鏡

市販されている電子顕微鏡の価格は種類によって数百万円から数億円程度である。

見える画像も↓こんなんだし。

電子顕微鏡での撮影画像(アリ)
走査型電子顕微鏡 - 大阪教育大学

「電子顕微鏡」と「デジタル顕微鏡」は全く違うもの。

テレビ番組って、たくさんの人が関わって作っているんですよね。一人くらい、「これ電子顕微鏡じゃないですよ」って、つっこむ人はいなかったのだろうか。

Tiangtech® 3.5インチLCDと500倍の倍率でデジタル顕微鏡(マイクロSDカードスロット)
Tiangtech® 3.5インチLCDと500倍の倍率でデジタル顕微鏡(マイクロSDカードスロット)

2017年3月 8日 (水)

ImageMagick 7で複数ファイルのトリミングを行う

複数の画像ファイルの同じ範囲をトリミング(クロップ)したいなあと思いまして、久々に最新のImageMagick(7.0.5-1)をインストールして、驚きました。

なんと、ImageMagick7ではconvertコマンドが廃止されて、代わりにmagickコマンドを使うようになっていました。

ただ、オプションの指定の仕方なんかは同様だったので、

magick input.png -crop 640x480+20+10 output.png

みたいな感じで1つのファイルについてはできました。

で、いざ複数ファイルをと思ったのですが、どうやらmogrifyコマンドも廃止されたみたいで、ここでつまずきました。

きっとImageMagickだけでやる方法もあるのでしょうが、バッチを使った方が早いと思って、バッチを書いて済ませました。

for %%f in (*.png) do magick %%f -crop 640x480+20+10 .\out\%%f

入力ファイル名を加工して出力ファイル名を作るってのが面倒だったので、単純に、"out"というフォルダを作って、その中に入力ファイルと同名で出力するようにしました。

ImageMagick逆引きコマンドリファレンス
ImageMagick逆引きコマンドリファレンス

2017年3月 7日 (火)

AcrobatのPNG保存で「ディスク容量容量が不足している可能性があります」のエラーが出るときは、RGBプロファイルの埋め込みをオフにしてみる

AdobeのAcrobatを使ってPDFファイルを画像(PNG)で保存しようとすると、こんなエラーが出ました。

acrobatのpng保存で「ディスク容量が不足」のエラー
次のエラーにより、Acrobatはこの文書のページを保存できません:
ファイルに書き込み中にエラーが発生しました。
ディスク容量が不足している可能性があります。

いやいやいやいや、画像を保存したくらいでいっぱいになるようなディスク容量じゃないですから。

で、いろいろ試行錯誤して解決しました。

ファイル→書き出し形式→画像→PNG、と進めていくときに、保存先のファイルを指定する画面になりますよね↓

pngファイル保存先の指定ウィンドウ

ここで設定を押すと、「PNGとして保存の設定」のウィンドウになりますので、カラーマネジメントのRGBのプルダウンメニュー(私の環境のデフォルトは「プロファイルの埋め込み」になっていた)をオフにしたところ、無事に保存することができました。

「PNGとして保存の設定」のウィンドウ

なぜ、RGBのプロファイルを埋め込もうとすると、書き込みエラーになるのかの理屈は理解していないので、対症療法的ですが、まあ、解決したので良しとしました。

Acrobat XI スーパーリファレンス for Windows & Macintosh
Acrobat XI スーパーリファレンス for Windows & Macintosh

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