ワールドビジネスサテライトが訂正だらけだった話
2017年5月25日放送のWBS(ワールドビジネスサテライト)は、なんだか訂正だらけでした。
では、クイズ形式で。(←こういうのを過剰な演出という)
最初に訂正された対象はこの場面。
なかなかの違和感だと思います。
さて、どこが間違いでしょーか?
では、回答は大江アナのお詫びコメントで。
「一部の映像、ブリュッセルではない場所が映っておりました失礼いたしました」
「あぁ、ブリュッセルがイスラム国みたいなことに」と思ったあなた、正解です。実はこのあとテロップが切り替わって、「イスラム国と見られる映像」という表記も出ていたんですね。
ブリュッセルの中継からの流れのVTRだったので、「LIVE ブリュッセル」というテロップを消すタイミングを間違えて、こんな感じになってしまったようです。まあ、ありがちな感じかなと。
でも、実は先ほどの映像の中にもう一つ間違いがあったんですよね。気付きました?
では、2問目の正解も大江アナに読んでもらいましょう。
「ここで一つお詫びがございます。先ほどの中継の中でベルギーの国旗が間違っておりました。大変失礼いたしました」
そう、上から黒赤黄の横縞はドイツの国旗ですよね。じゃあ、ベルギーの国旗はというと、左から黒黄赤の縦縞です。これはなかなか難しいですね。無類のチョコ好きくらいにしか分からないんじゃないでしょうか。私もウィキペディアで調べました。
色の並びの順番が違いますから、スタッフが国旗の画像の縦と横を間違えたというのではなさそうです。ありそうなのは、ブリュッセルはドイツだと勘違いしていたというパターンでしょうか。(注:ブリュッセルはベルギーの首都です)
ちなみに、うちの4歳の子は「外国」という国があると思ってました。
あと、台湾のことを国だと思い込んでいました。(←おっと、これはチャイニーズブラックジョークですね)
では、中国つながり(無理矢理)で、第三問目。
帽子をかぶると分かりにくいもんですね。
正解は、再び大江アナから。
「さて、ここで一つ訂正がございます。先ほどの中国の経済特区に関するVTRの中で、鄧小平氏としてお伝えした映像が毛沢東氏でした。お詫びして訂正いたします。失礼いたしました」
鄧小平と毛沢東を間違えるという、なかなかのハイセンスミス。といっても、私もぜんぜん気付きませんでしたが。
ウィキペディアで確認してみると、
ふむふむ、あごのホクロ(?)的なもので照合できました。
ちなみに、この映像が流れたVTRでは、
「文化大革命の爪痕が残る1980年代、中国の指導者 鄧小平氏は深圳を特区とする構想を打ち出して、外資を誘致、経済躍進の原動力としています」
というナレーションが流れていました。
文化大革命後からの躍進の時期の指導者を出すところで、文化大革命を起こした方の指導者を出してしまったという、まあ、これもありそうと言えばありそうなミスでした。
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