ちょっとだけズルい人たち
新宿駅のプラットフォームで山手線を待っていました。早朝の時間帯だったので、待っている人はそれほどおらず、私が1番前、後ろに男性が1人だけ並んでいました。
ホームに電車が入ってきたときから、後ろの男性の動きがちょっと変だったんですよね。なんか、こう、前に出て割り込もうとするような、でもそこまで露骨ではなく、横並びになるかならないか、くらいの位置で。
ドアが開いて、降りる人が終るのを待っていました。まだ降りる人が終りきらないタイミング、少し降りる人の流れが減ったくらいで、先ほどの男性はすっと乗っていて、1つだけ空いていた席に座りました。これこそが彼がやりたかったことなんでしょう。
年齢は50代後半から60代前半くらいでしょうか。サラリーマン風ではなく、少し汚れた作業着のようなものを着ています。
特に意識したわけではないですが、その男性の前に立つ形になりました。立っている人はまばらです。
2,3駅進むと、その男性の横の席が空いたので、そこに座りました。男性の前に立つ人がいなくなったらすぐに、男性は足を組みました。足の組み方もいろいろですが、前に人が立てるように組む人もいれば、前のスペースいっぱいに足を投げ出したように組む人もいます。男性の場合は後者でした。
座っている自分の前に人が立てば、足を組むのが難しくなります。空いているうちに足を組んで、前に人が立てないようにすれば、前のスペースを悠々と使えるわけです。
露骨に割り込むわけではないが、降り終わる前にちょっとフライングすることで座るチャンスを増やす。足を組むことで自分の前のスペースを確保する。そんなちょっとズルい人をよく見かけます。
横の座席に荷物を置く人。混んできたらどけるのですが、横に人が座るタイミングを極力遅くすることができます。乗ってきた人は荷物の置いていない空いている席に座ります。少しずつ混んできて、空いた席がなくなるころに、自主的にどけはします。いずれにせよ、横に人が座り窮屈になる順番を最後にできます。
「いえね、混んできたら、もちろん、どけるんですのよ」みたいな顔をしているが、横に人が座りにくくなることを狙っているズルさは隠せない。
自由席の高速バスでもよく見かけました。二人がけのシートで、全席一人ずつ座れるくらい空いているときは問題ありません。逆に、全席埋まるようなときは、さすがに席に荷物を置く人はいません。一番多いケースは、一人で座っている人もいれば、相席になって二人で座っている人もいる、という状況。このような状況でちょっとズルい人は、荷物を置くことによって、一人で座るという特権を手に入れようとします。
すごく悪い人、露骨にズルい人ってのはあまりいないんです。ちょっとだけズルい人が、今日もちょっとだけ得をしようしています。
同じ土俵には立たずに、彼らのようなことは絶対にしないという生き方を選択することが、精神衛生上はいいのかなかと思っています。
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