わかめは痛風に悪いのか
こちらの記事を書いたときに、
バイオ×ビジネス ミステリー『テウトの創薬』
本筋とは関係なく、気になった会話がありました。主人公 進藤颯太郎と上司である直江真司の会話です。場面は居酒屋。直江は痛風持ちです。
「筋子なんて痛風によくないんじゃないですか」
追加注文した筋子おろしのことを進藤がからかうと、直江は鼻を鳴らした。
「典型的な誤解だな」
「なにがです」
「筋子のプリン体量は、肉や魚と比べても圧倒的に少ない。魚卵でもタラコのように粒が小さいものは、それなりに多くなるがね。それでもエビやワカメより少ない」
「そうなんですか」
「薬学部で習ったはずだ」
ここで、えっ!となったわけです。私は尿酸値が高く、痛風発作を起こしたこともあるのですが、わかめは積極的に食べたほうがいいもの、というのをどこかで見かけた記憶があり、それを実践しております。なので、このようにプリン体が多いものの例として出されてしまっては、聞き捨てなりません。
検索してみると、以下のような数字が出てきました。
タラコ: 120.7 (mg/100g)
ワカメ: 262.4 (mg/100g)
食品のプリン体含有量 | 両国東口クリニック
両国にある痛風専門医。なんだか相撲取りがいっぱい通っていそうです。というのは冗談ですが、この数字はこのクリニックさんのオリジナルではなく、『痛風予防のA・B・C』(金子希代子 著)からの引用となっております。検索していると、大抵この数字が出てくるので、共通のソースに基づいているようです。
それによると、ワカメはタラコよりプリン体が多い・・・。痛風持ちのかたは分かると思いますが、タラコは粒の小さい魚卵代表で、ブラックリストにたいてい載っています。それよりも多いのか、まじか。
ちがう数字を探してみます。ありました。
タラコ: 48 (mg/40g)
ワカメ: 5 (mg/ 2g)
管理栄養士が教える!高尿酸血症の食事で気を付けること - メディカルケア内科
単位が中途半端なのは、「1人前又は1食分の分量」あたりで記載されているためです。こうしてみると、ワカメのプリン体は少なめに見えます。ちなみに100gあたりに換算するとほぼ同じ数値になります。
ん? 1食で2g? わしゃ、小動物か。そんなに少ない? あー、乾燥か。だとしたら、262.4 (mg/100g)のハイスコアも納得がいきます。
100gの乾燥ワカメとか、一食で食べられたもんじゃありません。
これ一袋じゃん。
わかめに関しては、プリン体を気にするよりも、尿をアルカリ性側に傾ける効果から、積極的に摂取することを勧めるお医者さんが多い印象でした。(さきほどのメディカルケア内科も)
高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインには、こんな記載があります。
尿中尿酸の溶解度は、尿が酸性に傾くと低下し、痛風患者の尿は酸性に傾きやすい。いわゆる酸性尿の是正は、食事療法と尿アルカリ化薬で行う。尿をアルカリ化する食品を表8に示す。
ということで安心して、というより積極的に食べるようにしようと思っています。




















![NHKテレビ体操 1週間 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/516N94FQRZL._SL160_.jpg)


















最近のコメント